不動産会社のホームページ集客を成功させる方法|失敗する会社との違いはなに?

「ポータルサイトの反響が落ちた」「ホームページを作ったのに問い合わせが増えない」「SNSも試したけど続かない」そんな集客の伸び悩みで、足踏みしていませんか?
不動産のホームページ集客は、気合いや根性で押し切る話ではありません。つまずきやすいポイントを先につぶすほうが、結果への近道だと言えます。
この記事では、不動産業界の集客支援に特化してきた「みらいえ」が、ポータルサイト依存から一歩抜け出し、自社ホームページで「賢く」集客するための全手順を解説します。
ホームページ集客が伸び悩む理由は? 原因がわかる「3つの視点」
結論から言うと、ホームページ集客が伸び悩むときは ①戦う場所、②サイトの使い勝手、③集客した後 のどこかで損をしています。
「なぜ、うちのサイトは反響がないんだろう?」そう感じたときは、原因を一点に決めつける必要はありません。
まずは、つぎ3つの視点で現状を確認してみてください。
1. 大手ポータルサイトと同じ土俵で戦っている
まず見直したいのが「戦う場所」です。
「〇〇区 賃貸」「〇〇市 不動産」といった大きなキーワードで、検索上位を狙っていないでしょうか?
正直にいうと、検索結果の1ページ目を占めるSUUMOやHOME’Sなどの大手ポータルサイトに、真正面から挑むのは得策ではありません。
大手が手を伸ばしきれない「ニッチな需要」や「地域独自の濃い情報」に目を向ける必要があります。
たとえば、次のような要素です。
- 地域密着(学区、治安、相場感などの肌感)
- 提案の丁寧さ(住み替え、相続、ローン相談の強さ)
- 担当者の人柄(安心して任せられる理由)
「小さな不動産屋の集客」ほど、ここを言葉にできるかどうかで差が広がっています。
物件の一覧だけでは、条件で比べられて終わってしまうのです。
2. デザインは綺麗でも反響が増えないサイトの共通点
2つ目の視点は「サイトの使い勝手」です。
じつは、デザインがおしゃれなサイトにも、問い合わせにつなげる段階でつまずきやすい落とし穴があります。
お客様が求めているのは「洗練されたデザイン」ではありません。ストレスなく情報にたどり着ける使いやすさが重視されています。
以下の表を見ながら、自社のホームページがどちらに近いか確認してみてください。
| 観点 | 反響が増えにくい状態 | 反響につながりやすい状態 |
|---|---|---|
| 電話・LINE | ボタンが小さい、またはどこにあるか探さないと見つからない。 | スマホの1画面目(追従フッターなど)に常にあり、1タップで発信できる。 |
| 予約導線 | 「お問い合わせ」メニューがあるだけで、誘導が弱い。 | 物件ページや記事下に「来店予約」「内見依頼」への入口が大きく設置されている。 |
| フォーム | 住所や年齢など入力項目が多く、面倒で途中で閉じられてしまう。 | 住所や年齢など入力項目が多く、面倒で途中で閉じられてしまう。 |
| 信頼材料 | 綺麗な写真と挨拶だけの「会社案内」で終わり、何が強みか分からない。 | 実績・対応エリア・得意分野が明確で、「ここなら解決してくれそう」と思える。 |
もし「反響が増えにくい状態」に当てはまる項目があれば、そこを直すだけで問い合わせが増える可能性があります。広告費をかける前に、まずはこの状態を改善しましょう。
3. 集客した後の「追客体制」が整っていない
3つめの視点は、意外と見落とされがちな「集客した後」の話です。
「反響数」ばかりに目が向き、その後の対応が後回しになっていないでしょうか。
せっかく広告費をかけて問い合わせを獲得しても、返信が翌日になったり、タスク漏れで連絡を忘れたりすると、お客様はすぐに他社へ流れてしまいます。
集客は、アクセスを集めて終わりではありません。成約まで導いて、はじめて意味を持つものなのです。
集客につながるアクセスを増やす「手法5選」

「ホームページを作ったのに、ほとんど反響がない」と感じるとき、原因は内容よりも、そもそも「ホームページまでの道」が用意されていないことがおおいものです。
ホームページにお客様を連れてくる道、つまり集客手法は、大きく分けて5つあります。
それぞれで費用や即効性がちがうため、自社の体力に合うかどうかを見極める必要があると言えます。
そこで、以下の比較表で各手法の特徴を整理しました。
| 手法 | 費用 | 即効性 | 手間 | 難易度 | 特徴 |
| 1. SEO対策(自然検索) | 低〜中 | ×(半年〜) | 大 | 高 | 資産になるが、記事作成の根気が必要。 |
| 2. MEO対策(Googleマップ) | 低 | ◎(〜1か月) | 小 | 低 | 地域密着店なら必須。コスパ最強。 |
| 3. リスティング広告(検索連動型) | 高 | ◎(翌日〜) | 中 | 中 | お金で時間を買う手法。即効性No.1。 |
| 4. SNS集客(Instagram・YouTubeなど) | 低 | △(半年〜) | 大 | 高 | ファン化に強いが、更新の手間が重い。 |
| 5. ポータルサイト(間接集客) | 高 | ○(〜3か月) | 中 | 低 | 知名度UPに利用し、指名検索を狙える。 |
それでは、各手法のくわしい内容を見ていきましょう。
1. SEO対策(自然検索)|時間はかかるが「資産」になる
GoogleやYahoo!の検索結果から、無料でアクセスを集める方法です。
「地域名+賃貸」「〇〇駅+ペット可」などで上位に表示されれば、広告費をかけずに安定した流入が期待できるようになります。
- メリット: 一度上位に入ると、更新を止めても集客が続く資産になる。
- デメリット: 効果が出るまで半年から1年ほどかかる。短期的な数字には向かない。
SEO対策を成功させるには、次の3つの側面からアプローチする必要があります。
| 内部施策 | 検索エンジンがサイトの内容を正しく認識できるよう、サイト構造を整えたり、表示速度を改善したりする「土台づくり」です。 |
| 外部施策 | ほかのサイトから質の高いリンク(被リンク)を獲得するなど、サイトの信頼性や権威性を客観的に高める取り組みです。 |
| コンテンツ施策 | ユーザーの悩みを解決するブログ記事や物件情報を積み上げ、検索されたキーワードに対して最適な答えを提示していく取り組みです。 |
2. MEO対策(Googleマップ)|地域密着店には最強の武器
「地域名+不動産屋」で検索したときに、Googleマップと一緒に表示される枠を狙う方法です。
スマホで近くの不動産屋を探す人に、そのままホームページを見てもらえる流れが作れます。
- メリット:結果が出るまでが早く、費用もほとんどかからない。
- デメリット:悪い口コミが書かれる可能性がある。
3. リスティング広告|お金で時間を買い、初速をつける
検索結果の一番上に、広告として表示させる方法です。
ホームページを公開したばかりでSEOが育っていない時期でも、すぐにアクセスを集められます。
- メリット:探している地域や条件が明確な人に直接届く。
- デメリット:クリックごとに費用が発生する。止めるとアクセスも止まる。
4. SNS集客|ファンを作り、指名検索を狙う
InstagramやYouTubeで物件紹介やルームツアーを発信し、プロフィールのURLからホームページへ誘導する方法です。
物件の条件だけでなく、暮らしの雰囲気やスタッフの人柄を伝えることで、未来のお客様との関係が育っていきます。
- メリット:直感的に「いい」と感じてもらいやすく、来店のハードルが下がる。
- デメリット:撮影や編集に手間がかかる。更新が止まると効果が落ちやすい。
5. ポータルサイト(間接集客)|知名度を上げ「指名検索」させる
SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトは、直接ホームページへ誘導しにくい面があります。しかし、会社名を知ってもらう入口としては強力です。
ポータルで興味を持った人が会社名で検索し、ホームページにたどり着く流れを生むことができます。
- メリット:利用者数が多く、認知を広げやすい。
- デメリット:掲載費が高く、価格競争に巻き込まれやすい。
予算が限られる個人店や小規模店の場合、
まずは無料で始められる「SEO・MEO対策」と、手間はかかるものの信頼づくりに向いた「SNS」から手を付けるのが現実的です。
「広告」は、受け皿となるホームページが整ってからでないと、効果を感じる前に費用だけが先に出てしまう可能性があることも、覚えておきましょう。
成功する会社は「順番」が違う! 賢い集客の実践方法

多くの方は、思いついたことから手当たり次第に始めがちです。
しかし、うまくいっている会社を見ると、必ず「正しい順番」を踏んでいます。
ここからは、お金を無駄にしないための「3ステップ」を整理していきます。
【手順1】まずは「受け皿」の整備から(反響率アップ)
もっとも重要なのは「接客スタッフがいない店に、お金をかけて行列を作らない」という考え方です。
ホームページがまだ接客できる状態になっていないのに、SEOや広告でアクセスだけを集めると、この状況に近くなります。
せっかく来店しても、誰も対応しなければ、お客様は不安になって帰ってしまいます。
そこで、アクセス数を増やす前に、今あるアクセスの反響率(CVR)を高める修正から始めてみてください。
見直したいポイントは、次の3つです。
- スマホから1タップで電話・LINEができるか
ユーザーの多くはスマホで見ています。番号をコピーしないとかけられない仕様は避けましょう。 - 「スタッフ紹介」で顔が見えているか
不動産は金額が大きい買い物です。誰が担当するのかが分かるだけで、不安はやわらぎます。 - 「お客様の声」で安心感を伝えられているか
自社のアピールよりも、第三者の評価が信頼につながります。
反響を増やす方法は、派手な施策から始まるわけではありません。行動のハードルを下げることが、最初の一歩だと言えます。
【手順2】MEOとロングテールSEOで「濃い客」を集める
受け皿が整ったら、つぎはいよいよ集客です。
ですが、ここで「〇〇区 賃貸」のようなビッグワードを狙う必要はありません。大手ポータルサイトが上位を占めており、正面から戦っても勝ちにくい状況だからです。
小さな不動産会社が選びたい戦術が、「MEO」と「ロングテールSEO」になります。
MEO対策:Googleマップで「近所の一番店」になる
MEOとは、Googleマップ上で上位表示を狙う施策です。
「地域名+不動産屋」で検索する人は、店舗選びを具体的に進めているケースがおおいと言えます。
そのため、Googleマップ上で目に入る位置に表示されるだけで、ホームページ経由の問い合わせや来店を検討する動きが生まれやすくなります。
ロングテールSEO:検索条件を絞り込んで狙い撃つ
少し聞き慣れない言葉かもしれませんが、ロングテールSEOは、3語以上のキーワードを組み合わせて需要を拾う方法です。
たとえば、次のようなちがいがあります。
- ビッグワード(狙わない):
「渋谷 賃貸」など。競合が強く、探し始めの人がおおい傾向です。 - ロングテール(ここを狙う):
「渋谷駅 ペット可 初期費用安い」競合が少なく、すぐに決めたい人が集まりやすいです。
検索数は多くありませんが、その分、ポータルサイトも対策しきれていません。
ブログ記事や物件紹介文で、こうした具体的で細かいニーズに答えていくことで、大手と戦わずに成約に近いお客様を集められます。
【手順3】ブログとSNSで「プロの知見」を発信する
最後は、信頼を積み重ねる発信です。物件情報だけでなく、街の話やプロとしての視点も届けていきましょう。
たとえば、こんな内容です。
- 「〇〇エリアの治安と住みやすさを地元業者が解説」
- 「初めての一人暮らしで失敗しない内見のコツ」
こうした情報は、読む人の役に立ち、少しずつ信頼につながっていきます。
SNSを使う場合も、物件写真を並べるだけでは十分とは限りません。中の人の知識や考え方が見えると、自然とファンが増えていきます。
反響をムダにしていない? 集客後に成果を出すためのポイント

苦労してSEO対策をしたり、広告費をかけて獲得した、その「1件の反響」。ここから成約までつなげられるかどうかが、本当の分かれ道です。
ホームページ集客で成果を出している会社は、アクセスを集めることだけで満足せず、その後の管理(追客)にも同じくらい力を注いでいます。
アナログ管理の限界が、売上の限界になる
反響対応を、Excelや紙のノート、あるいは営業担当それぞれのLINEやメールに任せていないでしょうか?
人数が少ないうちは回っていても、反響が増えるにつれて、無理が出てきます。
- 「あの件、誰か返信した?」という確認が増えていく
- 担当者が休みの日に、お客様からの連絡が止まってしまう
- 営業担当が退職し、過去のやり取りや情報が追えなくなる
こうした状態では、いくら広告費や労力をかけて反響数を増やしても、成約数は伸びません。
管理が追いつかないまま反響だけを集め続けると現場は混乱し、大切なお客様を他社に渡してしまう可能性が高まります。
これは、気づきにくいですが、確実に積み重なる機会損失だと言えます。
集客から追客まで「一元管理」できると、成約率は変わる
成果を出している会社は、こうした取りこぼしを仕組みで防いでいます。
- 自動取り込み:ポータルサイト(SUUMOなど)と自社ホームページ、すべての反響を一つの画面に集約する
- 即時対応:営業時間外の問い合わせにも、自動でお礼メールを送り、待たせない
- タスク管理:誰が、いつまでに、何をするのかが見え、対応漏れを防げる
こうした仕組みが整うと、スタッフは面倒な事務作業から離れ、本来向き合うべき接客に集中できます。
結果として、反響数が同じでも、成約率が変わってくるのです。
「miraie(みらいえ)」のシステムは、ホームページ制作にとどまらず、集客後の自動追客や顧客管理までを一つにまとめています。
集客アプリやメール配信ツールを別々にそろえる必要はありません。
手間とコストを抑えながら、営業体制を整えたい会社に選ばれています。
▼集客や追客の進め方に迷いがあるときは、こちらからご相談ください
さいごに
不動産会社のホームページ集客で、押さえておきたいポイントを整理します。
- 大手と同じ土俵(ビッグワード)で戦わず、ニッチなキーワードを狙う。
- 広告を打つ前に、まずは「問い合わせしやすいサイト」に直す。
- 集客だけで終わらせず、その後の「追客・管理」まで仕組み化する。
こうして並べると「やることが多くて大変そう」と感じるかもしれません。
ですが、すべてを一度に進める必要はありません。今どこでつまずいているのかを整理するだけでも、次の一手は見えやすくなります。
不動産実務に役立つノウハウや最新トレンドをもっと知りたい方は、こちらのコラム一覧もご覧ください。
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もし「今のホームページのどこを直せばいいのか分からない」「集客から管理まで、全体をまとめて相談したい」そう感じているときは、一度「みらいえ」にご連絡ください。
貴社の状況に合わせて、集客と管理の流れをどう組み立てるかをご提案させていただきます。
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